宮沢賢治が膨大な作品を残せたわけ

昨日の記事では、宮沢賢治が名作を桁外れに量産できた秘密についてご紹介しました。

名作を量産した宮沢賢治の執筆力の秘密

齋藤孝さんの『天才の読み方』(大和書房)によれば、宮沢賢治は、波が来た時にそれを逃さず、一気呵成に大量の原稿を書き上げていたようです。

せっかく波が来ても、途中で中断したり、惰性で細切れに執筆していたら、平素の小さな枠を突き破るビッグウェーブに乗ることはできないようです。

しかし、ただ手をこまねいていても「波は来ない」でしょう。

「波が来る」ためには条件があるようです。

齋藤孝さんは同書で、宮沢賢治が膨大に書くことができたのは、

そのもとになる

蓄積の時間

があったから、と分析されています。

集中期に入った時の高速回転で産み出される作品や仕事は、量も多いし、質的にも高い。

しかしその前には、自然の中でいろいろな経験をする時期もあるし、家にこもって人の書いたものを読むという時期もある。

そういったいろいろな時期があって、やがて生産的な時期がやってくるというのです。

ちなみに賢治は、書いた作品も大量ですが、読んだ本の量も非常に多かったようです。

このことから思い起こされるのが、このリチブロの過去記事にもご紹介したジュリア・キャメロンさんのあれです。

***

スポンサーリンク

***

ジュリア・キャメロンさんの

アーティストデイト

です。

執筆に行き詰まったら、外へ出かけなさい
執筆のアイデアを次々と生み出す方法

アーティストデイトとは、週に1回、興味のある楽しい場所にたった一人で出かける習慣を持つことですが、これは要するに、自分の心の井戸に創作のもとになる水をしっかりと満たすこと。

それはもちろん読書でも可能でしょう。ユニークな趣味を持つこと、映画、スポーツ、ボランティア活動等々、好奇心を持っていろんなことに挑戦することで、心の井戸は満たされていきます。

自分の殻を突き破る大きな波を呼び寄せるためにも、自分の創作の泉にしっかりと蓄積をしていきたいものです。

***

スポンサーリンク