守りの執筆より攻めの執筆

先日の記事で、量を追求することで質が高まるという話をご紹介しました。

出し惜しみはダメ! 書けば書くほど、よりよいものが書けるようになっていく

この“量”ということに関連して、齋藤孝さんの『天才の読み方』(大和書房)という本には、ピカソの事例が出てきます。

ピカソが生涯に手がけた作品数はどのくらいあるか、ご存じでしょうか?

なんと、6万点とも8万点とも言われるそうです。

1日1点としても1年で365点、100年がかりでも3万6,500点ですから、その作品数がいかに膨大か。ピカソの凄まじいまでの創作エネルギーが実感されますね。

齋藤さんは同書で、このピカソの創作活動について次のようにコメントされています。

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私たちがピカソから学びたいのは、精力は回転させながら出していくものだという発想です。精力は使えばなくなるものではなく、流れそのものであって、回転しだせば、かえってどんどん出てくるという性質のものだということです

執筆も、たまに気が向いた時だけ書くとか、少ない分量をチョボチョボとこなしているうちは、いつまでたっても力が付きませんし、創作の勢いというか、エネルギーも高まっていきません。

ところが、自分にはちょっとムリめの分量を懸命にこなしていると、エネルギーがどんどん増大し、執筆力は確実に高まりますし、それにつれて次へ向けての執筆意欲も湧いてきます。

齋藤さんはさらに、年を重ねることで訪れる人生の下り坂、エネルギーの減退に対処するためにも、守りに入ることなく、攻めに出てより精力が湧き出るようにすることが大事だとも説かれています。

充実した執筆人生を送るためにも、守りではなく、攻めの姿勢を貫いていきたいものです。

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