さっきテレビを観ていたら、
ノーベル文学賞が決まったというニュースが飛び込んできました。
受賞者は、長崎生まれの日系イギリス人
カズオ・イシグロ氏
とのこと。
ノーベル文学賞選考委員会は、イシグロ氏の選考理由を、
「力強い感情の小説は、私たちが世界とつながっているという幻想に隠されている闇を明らかにした」
と発表しています。
私のカミさんによれば、以前このイシグロ氏の作品が日本でドラマ化され、綾瀬はるかが主演していたとか。
恥ずかしながら、私はこんな立派な作家さんがいらっしゃったことを知りませんでした(汗)。
1954年11月8日だから、もうじき63歳。
父親の仕事の都合で、5歳の時に長崎を離れたそうで、
「イギリスで育ち、教育を受けたが、私の世界観には日本が影響している。私の一部は、いつも日本人だと思っていた」
とコメントされています。
日本に縁のある方の受賞、とても嬉しく思います。
代表作は、イギリス最高の文学賞・ブッカー賞受賞作となった『日の名残り』。
他に『私を離さないで』、『忘れられた巨人』など。
さっそく読まなければ。
読書の秋の楽しみが1つ増えました(笑)。
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