湊かなえ『贖罪』がエドガー賞にノミネート

先日、湊かなえさんの『贖罪』が、エドガー賞にノミネートされましたね。

なんて書きつつも、エドガー賞というのを知らなかった私(恥)。

エドガー賞とはどんな賞なのか?

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エドガー賞とは、アメリカ探偵作家クラブ(Mystery Writers of America=MWA)が主催するミステリー賞なのだそうです。

MWAは、1945年に設立された歴史ある団体で、現在アメリカ国内に9支部、2600名以上もの会員数を誇る世界最大のミステリー団体。

このMWAが毎年春に発表するエドガー賞は、世界最大のミステリー賞とのことです。

なぜ「エドガー賞」と呼ばれるのかというと、受賞者にミステリーの元祖・エドガー・アラン・ポー像が贈られるからだそうです。

過去の受賞作をチェックしてみると・・・おっ、レイモンド・チャンドラーの『長いお別れ』があるじゃないですか! フレデリック・フォーサイスの『ジャッカルの日』も!!

他にもそうそうたる名作が名を連ねています。

日本からも、かつて桐野夏生さんの『OUT』や、東野圭吾さんの『容疑者Xの献身』といったベストセラーが候補作になったらしい。

今回、湊かなえさんがノミネートされたのは、エドガー賞の最優秀ペーパーバック賞

すごい賞にノミネートされたものです。

こんなふうに日本の作家の作品が海外で高く評価され、素晴らしい賞にノミネートされるのは、同じ日本人の物書きのはしくれとして、とても嬉しいことですし、誇らしく思います。

とはいえ、湊かなえさんの作品で私が読んだのは、昨年ドラマ化された『リバース』のみ。あとは、松たか子さん主演で映画化された『告白』を観たくらい。

・・・またまた私の読書不足が露呈してしまいましたね(汗)。

いや、仕事ではたくさんの本を読んでいるんですけどね、と言い訳。

湊さんの作品は、「イヤミス」といって、読んで嫌な気分になるミステリーの代表格として人気を集めているようですね。

私はそういうの苦手だなと思って、ちょっと食わず嫌いになっていた面がなきにしもあらず。

読書家は顔をしかめるかもしれませんが、現実の世界で悪戦苦闘している私としては、せめて本を読む時くらいは爽やかな感動を得たいわけで(笑)。

案の定、『リバース』も、ああ、イヤミスってこういうものなんだ、という後味の悪い終わり方(あくまで私の印象ですよ)。

けれども後になって、この『リバース』というのは、編集者から「こんな結末にしてください」というお題をもらって、そこから創り上げた物語だと知ってビックリ。

湊かなえという作家、並々ならぬ力量を備えたプロだと感動した次第です。

それがプロというものだ、と言われればそれまでですが、それでもやっぱりすごいと私は思いますよ。

遅まきながら湊さんの作品、『贖罪』も含めてこれから読んでみたいと思います。

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