前回のリチブロでは、会社勤めで忙しい人が、執筆時間を捻出する2つの方法のうち、1つをご紹介しました。
今回は、もう1つの方法をご紹介したいと思います。
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目次
おすすめは朝の活用・・・だけど
会社勤めで忙しい人が、執筆時間を捻出するもう1つの方法は、朝の時間を活用することです。
私はこれまで、早起きして小説をバリバリ書いてきました。
・・・と、言いたいところですが、実は私、朝が苦手でそんなに早く起きられないんです。
偉そうに時間を捻出する方法なんて記してしまって、ごめんなさい(汗)。
過去に何度か早起きして書いていた時期もあるんです。けれども習慣として定着するまでには至らず、いまはぶっちゃけ、朝の執筆はできてません。
帰宅後の執筆はしんどい
普段、私が主に執筆しているのは会社の仕事を終えてから。
帰宅後に自分の部屋にこもって書いたり、時には近所のカフェや図書館に立ち寄って書くこともあります。
しかし、これには限界を感じ始めているところです。
私は昼間、会社で雑誌の原稿を書いているので、家に帰ってから再び原稿に向かうのは、結構しんどいものがあるんです。
疲れているとあまり筆は進みませんし、さほどよい発想も生まれません。
たまに興が乗ってバンバン書けることもあるんですが、調子に乗って徹夜なんかしようものなら、翌日の会社の仕事に確実に差し支えます。
健康にもベストな執筆時間は?
そんなわけでこの頃では、帰ってきたら一度ぐっすり寝て、頭をリフレッシュさせてから執筆したほうが、いいものが書けるのではないかと思い始めているわけなんです。
以前、このリチブロにも書きましたが、早く寝ることは健康を維持するためにも極めて重要ですしね。
ベストセラー作家たちは、いつ書いているのか?
プロの作家の中には、朝型の人もけっこういらっしゃるようです。
作家というとなんとなく無頼なイメージがあって、生活も不規則なんじゃないかな、という印象がありますよね(笑)。
けれども実際には、早起きして、規則正しい生活リズムを維持しながら息の長い執筆活動を展開なさっている方がたくさんいらっしゃいます。
いま思い付く限りでは、例えば村上春樹さん、佐伯泰英さん、森博嗣さん、童門冬二さんあたりは、早朝、もしくは午前中に執筆をして、たくさんのベストセラーを生み出されています。
経済小説で有名な江上剛さんは、銀行員時代から早朝4時に起きて執筆活動を続けてこられたそうです。
ひと晩きちんと寝て、頭をリセットさせてすっきりしてからのほうが仕事は絶対に捗ると、私と同じようなことをおっしゃっています。まぁ、江上さんは私と違って、ちゃんと実践なさっているからすごいんですけどね(笑)。
有名な医者も実践する執筆時間
それから、これは作家の話ではないんですが、私が以前インタビューさせていただいたお医者さんは、多忙な本業の傍ら早朝に執筆活動をして健康本のベストセラーをたくさん出されています。
テレビ番組にもよく出演なさるので、名前を出せば「あぁ、知ってる」という方も多いと思いますが、その方は若さを維持するために、夜10時に寝て早朝3時に起きる生活を続けていらっしゃるそうです。
その方が取材の時におっしゃっていた言葉が、いまでも印象に残っています。
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そのお医者さんは取材の時、こんなことをおっしゃっていました。
「早起きしてひと仕事すると、自分は世間を一歩リードしているんだという感覚があって、気分がいいんだよね」
朝の執筆はなぜ続かないのか?
私もこれから朝型の執筆スタイルに移行して、ぜひともそういう感覚を味わってみたいと思うんですが、過去に何度か挑戦してみたものの、残念ながら定着しませんでした。
定着しなかった理由をつきつめると、
早く寝なかったこと
これに尽きると思います。
当たり前のことですが、これが案外できないものなんです(笑)。
早朝執筆という新しい習慣を身につけようとしているのに、家に帰ってきたら観たい映画もあるし、ネットでチェックしておきたいこともあるし、あれこれやっていると、結局布団に入るのは夜中の12時を回ってから。
これでは体が疲れて早く起きられなくなるのは当然です(笑)。
早朝執筆を続ける秘訣
早朝執筆をするなら、まず、自分は本当にそこまでして書きたいのかどうか、胸に手を当てて問いかけなければなりません。
そして、やっぱり朝早く起きてでも執筆をしたいというのだったら、それまで夜にやっていたことを思い切ってカットして、潔く布団に入る。そういう決断がどうしても必要です。
今回は同じ轍を踏まないぞということで、実はこの記事はいつもより少しだけ早く起きて書いています。
果たしてこの早朝執筆、今度は続けることができるか否か。おいおい綴っていきたいと思います。
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