日曜日の夜中に、この年末の一番の峠であった対談原稿を書き上げ、いまは同じ号に掲載する少し短めの記事を書いています。
今日は夕方に1本書き上げることができたので、校正をしてから早めに帰宅しました。
原稿を書き上げたら、読み返して不備なところに手を入れるのは基本ですが、いまは制作の現場もすっかりデジタル化してしまい、パソコンの画面だけでチェックをすませる人もいるようです。
しかし、私はやっぱり、紙にプリントアウトして読み返さないと、安心できませんね。
(このブログは息抜きを兼ねて書いているので、プリントアウトまではしませんけどね/笑)
実際、パソコンの画面では気づかなかった不備が、紙にプリントして読むと発見できたりするのです。
本を読む時も、従来の紙の本と電子書籍では、明らかに感覚が違う。
以前、脳の専門家の方が、紙で読むのと、電子媒体で読むのとでは、脳の使い方が違うことを指摘されていました。
いずれにしても、パソコンの画面だけで文章のチェックをするのは危険。面倒でも紙にプリントアウトしてチェックすることをオススメします。
私はその際に、もう1つ心懸けていることがあります。
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私が原稿をチェックする際は、なるべく全体を俯瞰して読み返すことも心懸けています。
ですから、紙にプリントアウトする時には、文字を小さくして4段組で印字し、A41枚になるべくたくさんの文章が入るようにしています。
(紙の節約にもなりますしね)
自分が原稿チェックするのに一番読みやすい文字の大きさ、段組を試行錯誤してこの4段組になったわけですが、その書式があらかじめパソコンに登録してあるので、原稿を書き終えたら、書式を変換してプリントアウトするのです。
そうやって自分の書いていた原稿を俯瞰して読むと、パソコンの画面で1ページずつ閲覧するだけでは気づかないことが、ここでまたいろいろ発見でき、原稿をさらにブラッシュアップすることができます。
これはまた、タイトルや小見出しの文言、小見出しの位置が適切かどうかをチェックするのにも役立ちます。
そのように、原稿を書き上げた後にひと手間かけることで、さらによい原稿に仕上がるのです。
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