昨日のリチブロで、極限の集中状態、ゾーンに入って書く方法を考えました。
でも、改めて考えてみたらその方法、過去記事ですでに触れていたんですね。
これは、このリチブロでも度々ご紹介している、
初期仏教のスマナサーラ長老
のご本に記してあった方法。
大変な状況に遭遇した時にほとばしり出る超越的な力、つまり火事場の馬鹿力を、普通の時にも引き出す方法です。
ゾーンに入っている状態って、おそらく火事場の馬鹿力が発揮されている時と同じような感じだと思うんです。
とても大切なお話なので、もう一度ご紹介したいと思います。
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スマナサーラ長老によれば、火事場の馬鹿力ののような特別な力を平常にも発揮するために必要なのが、
生命に対する慈しみ
他人のことを心配する気持ち
他人の役に立ちたいという気持ち
つまり
慈しみ
なのだそうです。
慈しみの心を養うことで、能力はいくらでも湧いてくる。
だから、能力を向上させるためには、日々慈しみの心を育てる必要があるのだそうです。
慈しみの心を育てるために長老が推奨されているのが、
慈悲の瞑想です。
この瞑想を日々実践するとともに、この瞑想の中の
「生きとし生けるものが幸せでありますように」
というフレーズを、普段から繰り返し念ずるのです。
私も仕事にかかる前には特に集中的にやっていますが、執筆の邪魔になるネガティブな感情がスッキリと解消されて心が清らかになり、執筆に理想的な集中状態をつくることができるんです。
簡単に実践できるので、よかったら試してみてください。
いずれにしても、
「読んでくれる人が幸せでありますように」
という慈悲の心で書くと、よい文章が何のことなく書けるのだと、長老は説かれています。
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