やってくれました羽生結弦選手!
重圧のかかる大舞台で、圧巻の演技を披露し、見事に金メダル獲得と五輪連覇を達成しました。
この種目での連覇は、なんと66年ぶりの快挙だそうですね。
まさに今回の羽生選手の演技は、人々の記憶にも、フィギュアの歴史にも、しっかりと刻み込まれたわけです。
宇野昌磨選手とともに、日本人選手が金銀を独占したのも嬉しい!
嫌な事件が相次ぐ昨今、久しぶりに心が躍る嬉しいニュースでした。
今回の羽生選手の金メダル。ここまで大きな感動劇となったのは、やっぱりあれがあったからですよね。
そしてそのことは、小説執筆にも大きなヒントを与えてくれています。
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羽生選手の金メダルがここまで大きな感動劇となった要因の一つ。
それは、オリンピック直前の11月に右足に怪我を負ってしまったことがあるでしょう。
もちろん怪我なんてしないほうが絶対にいいし、順調に調整ができた上でメダルを取っていても、きっと大きな感動を与えてくれたことでしょう。
しかし今回、羽生選手は怪我を負ってしまったことで、メダル獲得がよりドラマチックになったことは確かです。
テレビで紹介されていましたが、ファンの中には羽生選手のことが心配で心配で、
本番で転んでしまう夢を見て泣き出してしまう人
怪我が治りますようにと神社に日参する人
自分が滑るわけでもないのに緊張で吐き気を催す人
そんな人たちまでいたようです。
また、演技が終わって会場が歓喜に包まれる中、羽生選手が怪我を負った右足に手をやり、感謝を捧げる姿には、胸が熱くなりました。
それもこれも、羽生選手が怪我を乗り越えて奇跡のようにリンクに舞い戻り、圧巻の演技を披露したからこそ、感動の大きさも何倍にも跳ね上がったわけです。
このことを小説のストーリーづくりにどう応用するか?
主人公を逆境に突き落とせ!
ということです。
その逆境が困難であればあるほど、読む人は物語の行方に引き込まれるでしょう。
熱烈な“ゆづファン”のように、
主人公のことが心配で眠れない
主人公がかわいそうで泣いてしまった
読む人をそこまで引きずるこむくらいのものが書けたら、しめたものですね。
そして、主人公にその逆境を乗り越えさせることで、読者は大きなカタルシスを得ることができるのです。
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