執筆と体力。村上春樹はランニングをする

昨日のブログに、執筆は体力勝負だということを書きました。

私が指摘するまでもなく、体力の重要性を説く方は作家の中にもたくさんいらっしゃいます。

浅田次郎さんも確かそうです。

浅田さんは作家になる前、自衛隊に所属しておられたこともあり、その時に培った体力が執筆の力になったと、だいぶ前、テレビでお話しになっていたのを覚えています。
あれは確か『徹子の部屋』に出演なさっていた時じゃなかったかな。

村上春樹さんがランニングを続けておられることも有名ですね。

長い歳月にわたって創作活動を続けるには、(中略)継続的な作業を可能にするだけの継続力がどうしても必要になってきます。
それでは持続力を身につけるためにはどうすればいいのか?

それに対する僕の答えはただひとつ、とてもシンプルなものですーー基礎体力を身につけること、逞しくしぶといフィジカルな力を獲得すること。自分の身体を味方につけること。(『職業としての小説家』/スイッチ・パブリッシング)

これは、長らく創作活動を続けてこられた村上さんの実感でしょう。

毎日5時間か6時間、机の上のコンピュータ・スクリーンの前に1人きりで座って、意識を集中し、物語を立ち上げていくためには、並大抵ではない体力が必要です。(中略)

僕は専業作家になってからランニングを始め、それから30年以上にわたって、ほぼ毎日1時間程度ランニングをすることを、あるいは泳ぐことを生活習慣としてきました。(中略)

そしてそのような生活を積み重ねていくことによって、僕の作家としての能力は少しずつ高まってきたし、創造力はより強固な、安定したものになってきたんじゃないかと、常日頃感じていました。 (『職業としての小説家』/スイッチ・パブリッシング)

とかく執筆者は部屋にこもりがち、運動不足になりがち。
意識的に体を動かして、執筆力の基盤となる体力づくりにも取り組んでいきたいものです。

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