厄介な原稿を書き上げるために必要なものとは?

昨日、執筆に難儀していた雑誌の対談原稿をようやく書き上げました。

かなりまとめにくいお話で、どうまとめたらよいかとうんうん唸っているうちに、体調まで悪化。

かなりヤバイ状況でしたが、なんとか形にすることができました

誌面には絶対に穴を空けるわけにはいかないので、週明けまで引きずってしまう最悪の事態を避けることができて、心底ホッとしています。

ちなみに雑誌の対談原稿というのは、その場に同席していない読者にもスッと頭に入って、楽しみながら読んでもらえるようにまとめなければなりません。

しかし、実際に人と人が語り合う時というのは、同じ発言が繰り返されたり、一方の人ばかりに発言が偏ったり、登場者同士にしか理解できない話が続いたり、話が支離滅裂になったりなどなどで、単純に音声を文字にすれば原稿になるわけではありません。

かといって、違和感のない文章にするために、その場で対談者が喋ってもいないことを勝手に書き加えたり、ニュアンスを歪めて伝えるわけにもいかない。

読者はそんなことなど考えもしないで読んでくれていることでしょうが、その裏には相当骨の折れる作業があり、編集者にはかなりの力量が求められるんです。

私はそんな作業をもう30年近くやってきました。

本当は、そんだけ経験を重ねてきた人間が、今回のようにモタついていてはならないんですけどね(汗)。

それにしても、何でこんなに苦戦してしまったのか・・・。

書き上げたいま、改めて振り返ってみると、確かにまとめにくい話ではありますが、本来の自分の技術に照らしても、ここまで苦戦する内容でもないような。

一番の要因は“気”でしょうか。

格闘技で、立ち会った瞬間に相手に呑まれてしまったような感じ。

今回は、「厄介な内容だな」「まとめにくそうだな」という先入観に支配されて、“気”で負けていたように思います。

いかん、いかん。

この週末に心をしっかり立て直して、気持も新たに次の原稿に向かってゆきたいと思います。

ちなみに、「最近どうも筆がはかどらない」「スランプだ・・・」という人は、この記事がお役に立つかも知れません。
●執筆のモチベーションが上がらない時の対処法

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