あの羽生結弦が帰ってきた!
連覇がかかる平昌オリンピック直前の昨年11月、右足の靭帯損傷という怪我を負い、その後すべての大会への参戦を見合わせてきたフィギュアスケートの羽生結弦選手。
平昌オリンピックには出場できるのか?
大舞台で本来の実力を発揮できるのか?
ファンならずとも、多くの人々の間で懸念が広がっていましたね。
しかし数日前、羽生選手は熱戦の続く平昌に入り、およそ3か月ぶりに公式の場に姿を見せるや、本日行われたショートプログラムで四回転ジャンプも見事に決め、
首位!
に立ちました。
氷上に躍動する羽生選手の姿は、
これが怪我で2か月もリンクから遠ざかっていた人の演技?
と思ってしまうほど、素人目にも完璧に思える出来映えでした。
とてつもない重圧のかかる大舞台でのあの集中力、あの美しい演技。
テレビを観ていて、体中がゾクゾクしました!
それにしても羽生選手は、怪我でまともに練習できないハンデを、どのように受け止めていたのでしょうか?
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羽生選手は、直前の記者会見でこんなことをおっしゃっていました。
スケートができなかったのが2か月。スケートをしていたら、学ぶ機会がなかったかもしれないことがたくさんあった。
できなかったからこそ、陸上でできたこともあり、考えることもあった。
2か月は無駄ではなかった。たくさんのことを学べた。
五輪本番の直前に2か月も練習ができないというのは、とてつもないハンデです。
しかし、羽生選手はそのマイナスもプラスに変えて、すべての力を本番で爆発させました。
見事と言うほかありませんね。
不本意な状況に陥っても、それを前向きに捉え、プラスに転換していく。
そんな羽生選手の一流のマインドは、執筆活動にも必要なものです。
例えば私の場合で言えば、
作家としてもっと活動していきたいが、雑誌の仕事が忙しくてなかなか執筆時間が捻出できない。
という不本意な状況を抱えています。
かといって、これをただ嘆いているだけでは、いつまでも事態を打開することはできませんね。
このマイナスをいかにプラスに転換するか。
こういうマイナスの状況だからこそできることは何か?
せっかく羽生選手の演技でモチベーションが上がっているいまこそ(笑)、改めて具体的に追求していきたいと思います。
ともあれ、羽生選手の次のフリーの演技が楽しみです。
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