昨日のリチブロでは、怪我を負ったフィギュアスケート羽生結弦選手の一流のマインドについて触れました。
羽生選手が怪我を負った要因の1つに、五輪での連覇を実現するために、四回転ジャンプが7つも入ったとてつもなく難度の高いプログラムに挑戦していたことが挙げられるそうです。
本当にそんな難しい演技ができるのか?
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NHKのインタビューで羽生選手は、
します。
強気な発言するなって言われてるんですけど、します。
と、明言していました。
さらにはこんな言葉も。
僕は「成功しても、しなくても」っていう言い方は大っ嫌いなんです。
絶対に成功してやるんだって気持ちを常に持って挑みたいと思っています。
いまふうに言えば、“決意ハンパない”というんでしょうか?
とにかく、言葉からほとばしるように強烈な意志が伝わってきます。
ちなみにこのリチブロの過去記事では、『いつか作家になりたい』と思いつつも先延ばしにし続けてきた私の恥ずかしい過去に触れています。
羽生選手の発言を聞いて、自分に足りなかったのは、
絶対にやるんだ!
という強い決意だったのだと痛感させられます。
羽生選手は2シーズン前、4回転ジャンプを見事に5回決め、フィギュアスケート史上初の300点超えを実現していました。
しかし羽生選手はそこに甘んじることなく、さらなる高みを目指して努力を重ねているのです。
攻めないと、僕はスケートという競技に対して真摯に向き合えないと思うし、競技者として自分の心を保てない。
僕にとっては攻めこそが最大の武器だし、それが最大の守りにもなるので、常に常に自分の武器を磨いていって、鋭くてどこまでも貫けるようなものにしていかないといけない。
この言葉には、身の引き締まるような思いがします。
私のように雑誌の原稿執筆に長く携わってきた人間でも、過去にあぐらをかいて自分を高める努力を怠ってしまったら、つまり攻めの姿勢を失ってしまったら、すぐにチームのお荷物になってしまうでしょう。
正直、怠慢に陥りそうになる自分にハッとして、あわてて襟を正すことがたまにあります。
「現状維持は退歩と同じ」という言葉もありますが、羽生選手の姿勢に学んで常に前進し続けなければなりません。
羽生選手はまた、こんなことも言っていました。
限界は自分でないと思っています。
ずっとずっと自分の限界というものを、また引き上げて引き上げて引き上げて、しっかりこの構成をこなした上で、自分の記録、記憶すらも超えられるようなものにしたいと思います。
ここまで記してきて実感するのは、羽生選手の言葉にすごいパワーが宿っていることです。
言葉には、その人の生きる姿勢が如実に現れます。きっと羽生選手のスケートに懸ける覚悟の強さが、言葉に強い力を与えているのでしょう。
私も、自分の言葉に力が宿るような書き手になりたいと思います。
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