文章の神様を味方につける方法

昨日の記事で、“文章の神様”について触れました。

どの分野でも、道を極めた人の口からは、時折“神様”という言葉が聞かれることがあります。

昨日の北方謙三さんは、

「本気で書こうとした小説は、小説の神様が完結させてくれる」

とおっしゃっていました。

以前、取材させていただいた人気パティシエの辻口博啓さんは、

「お菓子の神様に魂を預けてこの道に打ち込んできた」

という趣旨のことをおっしゃっていました。

これは私の憶測ですが、道を極めた一流の方々は、自分の限界のその先にある人知を超えた大きな存在に気づくのではないでしょうか。

ちっぽけな人間の力など及びも付かない大きな存在。

それが“神様”という表現で語られるのでしょう。

その存在を知った人は、謙虚になります。

いたらない自分をさらに磨こうと真摯に努力します。

そうして、さらに高いステージへと昇っていくのではないでしょうか。

以前取材した方が、霊的なものにとても敏感で、普通の人には見えない存在がいろいろ見えるとのことでした。

その方が、インタビューをする私の姿を見てこんなことをおっしゃるのです。

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あなたの周りにも、たくさんの霊がいるって(怖っ!)。

なにも私が特別なのではなく、誰の周りにもその人に縁のある霊がいて、その人を支えてくれているのだそうです。

だから原稿執筆も、自分の力で書いていると思い上がってはいけない。書かせていただいているのだという謙虚な姿勢で臨むことが大切だというのです。

駆け出しの頃の私は、我が強く、自分の書いたものを誇示するところがなきにしもあらずでした。

どうだスゴいだろう、これ俺が書いたんだぜ的な(笑)

いま読み返したら、赤面するほど稚拙な文章なんですけどね(汗)。

真偽のほどはともなく、その方のお話には何か感ずるものがあったので、私はその頃から俺が、俺がという気持ちを極力抑えて書くよう努めてきました。

自分をできるだけ無にして、とにかく読んでくださる方のお役に立ちたいという気持ちで書く。

そうすると思いがけず、自分の実力以上のよいものが書けたりすることがあるんです。

文章の神様の存在を実感するのは、私の場合そういう時ですね。

どうせ書くなら、文章の神様に味方になってもらえるよう、真摯な姿勢で執筆に臨みたいし、少しでも読んでくださる方の役に立つものを書きたい。

そう改めて考えた次第です。

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