執筆者は、「いま、何をするべきか」を常に明確にする

昨日の記事に、初期仏教のスマナサーラ長老の時間に関する言葉をご紹介しました。

長老は、そのご著書 『デキる人の秘密』(図書刊行会)に、能力を開発する秘訣の1つとして

時間を短くする

ことも説いておられます。

たとえば、学生に「東大を出て官僚になりたい」という夢があるとしましょう。かなり遠い将来の夢ですね。それはそれで措いておきます。それに向かって、「いま、なにをするべきなのか」と発見して、実行する。それだけやれば、目的に達するはずです。この現実性に欠けているから、目的に達しないのです。

よく、「作家になる」と口で言うばかりで、いつまでたっても1行も原稿を書かない人がいます。

お恥ずかしい話ですが、私がまさにそうでした。

「いつか作家になりたい」と漠然と考えるばかりで、何も行動を起こさない時期が長くありました。数年前にようやく電子書籍で作品を発表しましたが、本当ならもっと早く行動を起こせたはずです。

いつまでに作家になるのか、どんな作品を書いてどんな作家になるのか、そのためにいま何をするべきなのか。

もっと真剣に、具体的に考えて行動に移していれば、こんなことにはならなかったでしょう(苦笑)。

『デキる人の秘密』には次のような言葉もあります。

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「今日一日なにをすればよいのか」と、現実的に考えることです。今日一日も、長すぎです。ではなくて、「いま、なにをするべきか」と考える、理解する、発見する。すぐ実行する。

* * *

時間感覚が「いま」であるならば、具体的なのです。やるべきことは簡単にわかります。それを実行すればよいのです。そうすれば、見事に能力が向上していくのです。

* * *

結果は将来的なことであっても、その仕事にたいして「いま、なにをするべきか」と発見することで実現するものです。

* * *

「いま」という時間をムダにしないならば、希望はほとんど叶うものになるのです。

これから年末に向けての慌ただしい時期は、時間の大切さをいつも以上に切実に実感させられます。
長老の言葉を心に刻んで、「いま」を疎かにすることなく、大切に積み上げていきたいものです。

  

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