スマナサーラ長老から慈悲の瞑想フルバージョンのお話を伺いました

昨日は、日本テーラワーダ仏教協会主催ウェーサーカ祭に参加して、スマナサーラ長老のお話を聞いてきました。

ウェーサーカ祭とは、お釈迦さまが誕生されたこと、悟りを開かれたこと、涅槃に入られたことを祝う世界的な祝祭日です。

一昨日から2日間にわたって中野の会場で開催されたのですが、途中いつでも出入り自由とのことなので、私は2日目のお昼前から参加。なんと参加者全員にお弁当が支給されました。

そして午後からスマナサーラ長老のお話や、いま話題のマインドフルネスという瞑想法を日本に紹介した早稲田大学の熊野宏昭教授とのトークセッションなどを拝聴し、とても有意義な一日を過ごすことができました。

熊野教授は、お釈迦様のヴィパッサナー瞑想に由来するマインドフルネスの実践で脳が変わるという検証や、後悔は鬱、心配は不安症などの心の病につながることなど、興味深いお話をされました。

これを受けてスマナサーラ長老は、マインドフルネス(ヴィパッサナー)は、自分を真剣に観察し、心を忙しく働かせることによって、悪い思考が入りにくくなる効果があるとコメントされました。

さらに印象に残ったお話を思いつくままに挙げていくと、

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肉体は心が運転する機械。

治そう治そうと一所懸命になると、病気はかえって治らない。

・体というのは痛んだり、故障したりするもの。無病や不死といった極端な欲から離れて、まぁまぁでよいと大らかに捉えることが大事。

私がいる、という思い込みがすべての問題の始まり。自分というのは瞬間、瞬間に変わり続けているのに、人は自分はこういう人間だという思い込みにとらわれて苦しんでいる。自分というかぶり物をを外せばラクに生きられる

さらにご講話の中では、先日このリチブロでもご紹介した、心を清らかにする瞑想法

慈悲の瞑想フルバージョン

も取り上げられました。

慈悲の瞑想についての過去記事はこちら
●【まとめ】スマナサーラ長老の本『慈悲の瞑想』を読んでみた

これまで活字で読むだけだった慈悲の瞑想フルバージョンについて、長老ご自身の解説を伺うことができたのは大きな収穫でした。

特に印象に残ったのは、

「私の心は大地のように」

というフレーズ。

大地は私たちの母のような存在です。

人間は、自分を育んでくれた母なる大地に感謝することもなく、戦いを繰り返し、環境を破壊し、傍若無人のやりたい放題。

けれども大地は、そんな我々に文句一つ言わずに、大きな心で支え続けてくれている

私たち人間は、ともすれば、あの人のせいで苦しめられているなどと、すぐに他人を非難したり文句を言ったりするけれども、そんなことは、大地のような大きな心を持てば、なんでもないこと

大地の心というのは、自分を殺そうとする相手にさえも幸せを願う。少しでもそういう境地に近づけるよう、心を高める努力をすることが大事とのことでした。

長老のお話を直に伺い、心がとても穏やかになり、晴れ晴れとしてきました。

気持を新たに、今週も頑張りたいと思います。

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