スマナサーラ長老の本『慈悲の瞑想』を読んでみた・その5

リチブロではここしばらく、テーラワーダ仏教・スマナサーラ長老の本『慈悲の瞑想』について学んでいます。

●スマナサーラ長老の本『慈悲の瞑想』を読んでみた
●スマナサーラ長老の本『慈悲の瞑想』を読んでみた・その2
●スマナサーラ長老の本『慈悲の瞑想』を読んでみた・その3
●スマナサーラ長老の本『慈悲の瞑想』を読んでみた・その4

慈悲の瞑想というのは、誰でも簡単に実践できる瞑想法で、私はこれを始めてから人生が大きく好転しました。

本当にオススメです。

そしてスマナサーラ長老は、この『慈悲の瞑想』の本で新たに、

「慈悲の瞑想」のフルバージョン

というのを紹介されています。

従来の慈悲の瞑想だけでも十分素晴らしいのですが、さらに本格的で、効果の高いバージョンのようです。

今回も、このフルバージョンから、とりわけ私の心に響いたフレーズをご紹介したいと思います。

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今回ご紹介したいのは、

「空気と空気が何の対立もなく一体になるように、私の慈しみの気持ちが、すべての生命のこころと一体になりますように。

水と水が何の対立もなく一体になるように、私の慈しみの気持ちが、すべての生命のこころと一体になりますように」

というフレーズです。

長老はこのフレーズの解説で、

「私のこころは空気のように」

という言葉を常に心にとめておきなさいと説かれています。

心が空気や水のように澄み切って柔軟だったら、他者と衝突してトラブルになってしまうこともないでしょうね。

ちなみに私は、外で他人と衝突したり、トラブルを起こしたりすることはめったにありません。

慈悲の瞑想の効果かな。

いやいや、まだそんなに人間ができてるわけじゃありません。

家に帰ったら、しょっちゅうカミさんとぶつかってますからね(苦笑)。

他人というのはある程度遠慮というものがありますけど、身内は心の垣根がほとんどないから、遠慮なしに何でもズケズケとものが言える。その分、自分のワガママとか我が出やすいんでしょうね。

つまんないことでカチンときて、ジャブを返す。すかさず向こうからフックが飛んでくる。気がついたら全面的な言葉のドツキあいに(笑)。

・・・あぁ、またやってもうたぁと、後悔することもしばしば。まだまだ修行が足りんのぉ。

まぁ、そうやって自分のホンネをぶつけ合える相手がいるというのは、ありがたいことではあるんでしょうけど。

でも、できることなら奴さんのカチンとくる言葉を、空気や水のようにやわらかな心で受け流せるような人間になれたらなぁと思います。

というわけで、より強力な慈悲の瞑想のフルバージョンを実践して、自分をもっともっと高めていかなければ。

ちなみに慈しみの心は、空気や水のようにどんなものにも形を合わせ、対立をしないからと言って、決して弱っちい心ではありません。

スマナサーラ長老は、慈しみがとことん強くなると、竜巻のように何でもできる、いかなる奇跡でも起こせると説かれています。

毎日の慈悲の瞑想の実践が、楽しみになってきました。

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