映画『ブレードランナー2049』に学ぶ小説の書き方

年末の超多忙期を無事乗り切り、久しぶりにゆっくり過ごせる週末。

今日は映画を観に行きました。

各地の映画館は、封切りになったスターウォーズの最新作に席巻された感がありますが、私はそんな世間の風潮に流されることなく、己のポリシーを貫き、別の映画を見に行ったのである。
(本当はスターウォーズも観たいんだけど、混んでそうで面倒くさかっただけ・笑)

それで今日観に行ったのが、

『ブレードランナー2049』

上映前から気になっていたのですが、仕事でなかなか観に行けず。

そのうち別の新しい作品に押されてどんどん上映館が少なくなっていたので、慌てて見に行った次第。

結果的に、期待以上の出来映えでした。

前作の『ブレードランナー』から35年ぶりに公開された続編ですが、前作を観ていなくても十分楽しめる内容です。

ご存じの方も多いと思いますが、『ブレードランナー』は、フィリップ・K・ディックのSF小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』を映画化したもの。近未来に開発されたレプリカントという人造人間が、人間に氾濫を起こす話。

今回の『ブレードランナー2049』は、そのさらに未来の、核爆発や大停電、食糧危機などに見舞われた後の時代が舞台。

前作で主演を務めたハリソン・フォードが、再び重要な役柄で登場していて嬉しく思いました。

このシリーズに関しては熱狂的なファンがたくさんいるので、詳しい解説はそっちに譲るとして、

私がまず印象に残ったのが、物語の全篇に漂う、陰鬱な、枯れた、虚無的な雰囲気。

前作では“雨の降りしきる夜”や“無国籍な街の風景”などをベースとするユニークな世界観が高い支持を集めましたが、今作はそれを上回るくらいに独特な近未来の風景を創り上げることに成功しています。

スクリーンに描写される風景の美しさには、息を呑みました。

ストーリーに関しては、あまり詳述するとネタバレになってしまいますが、素性の知れない主人公の出生の秘密にビックリ。さらに終盤でその出生にまつわる真実にもう一度ビックリ

終幕後はしばらく席を立てませんでした。大満足です。

映画は小説執筆にたくさんのヒントを与えてくれます。

今回の『ブレードランナー2049』では、あの独特の世界観。そして1回のみならず2回ものどんでん返しを仕込んだ厚みのあるストーリーにとても刺激を受けました。

この映画のように、目の肥えた読者も強く惹き付けるものを書ける力量を養いたいものです。

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